ギターとタクシー

ギターとタクシー

ギターとタクシー

大きなギターを持って電車に乗ると、一瞬他の乗客の目がこっちに向くのがわかります。

 

 

特に女性が持っているのがもの珍しいのか、たまに話しかけられることもあります。

 

 

タクシーに乗るとまず間違いなく「ギターですか?」とか「なんていう楽器ですか?」と聞かれます。

 

 

トランクに積んでもらうので、運転手さんも気になるのでしょう。

 

タクシーの運転手さんというのは実に不思議な職業で、運転できないといけないし(第2種免許も持ってないとダメ)道も知らないとダメ。

 

 

1日運転する仕事ですから、体だって健康じゃないといけません。

 

 

観光地なら外国人を相手にすることだってあるでしょう。

 

 

結構ハードな仕事だと思うんですが、経歴がグレーな人や過去に色々あった人、いわゆる苦労してきた人たちが割と働いていたりするんですよね。

 

 

そして私が持っているギターについて色々と聞いてくる人は、大抵その「苦労人」に該当する人たちなんです。

 

 

ギターや音楽のことをこちらから話をすると、運転手さんも昔やっていたという話になり、そこから運転手さんの昔話に発展していきます。

 

 

長年勤めた職場をリストラされたとか、奥さんに逃げられたとか、家庭ではゴミ扱いだとか・・・。

 

タクシー

 

音楽をやっていたからそういう結果になったのか、というと、それは全く関係ないと思います。

 

 

たまたまなんでしょうが、私の経験上10人に8人は「大変でしたねぇ~」と言いたくなる苦労話を持っているんですね。

 

 

一番辛かったのが、家で奥さんとお子さん二人に空気のように扱われていて、ある日家に帰ると自分の荷物がほとんどなかったという運転手さん。

 

勝手に捨てられていたんだそうです。

 

捨てられたものの中には、
今なら何十万という価値になるヴィンテージのギターも!その話を聞いた瞬間、怒りがこみ上げてきて涙が出てきました。

 

 

結局その運転手さんには1000円チップを渡したのですが・・・。

 

 

ひょっとしてそうやって同情を買う手段だったのかも?なんて思います。

 

いや、そうあってほしい。そんなひどい家庭はないと信じたいですよね。


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