ギターと路上

ギターと路上

プレイイングギター

三十路を過ぎた今はさすがにやりませんが、

 

ギターを始めたばかりの初心者時代はよく路上で弾き語りをしました。

 

 

 

理由は、壁の薄い賃貸マンションに住んでいて家で練習するというわけにいかなかったのと、早く上手になりたかったからです。

 

 

人前で練習すれば嫌でも上手になるというか、失敗するわけにいかないですから練習しますよね。

 

 

これで結構鍛えられたような気がします。

 

路上で弾き語りをしていると、色んな人と出会いました。歌っているのを聴いてくれる人はもちろんですが、酔っ払いのおじさんに絡まれてケンカしたこともありました。

 

 

外国人のグループに連れていかれそうになったこともありました。

 

 

よく続けていたなあと思いますが、さすがに連れ去り未遂があった以後は路上を控えるようになりました。

 

 

トータルで2年ほどやっていたのですが、私が演奏するといつも見に来てくれるおじさんがいました。

 

 

そのおじさんは普通のサラリーマン風だったのですが、仲良くなって話を聞くにつれ色々な悲しい過去があることがわかりました。

 

路上ライブ

 

私と話すときはいつもスーツ姿でしたが、実は仕事を首になって働き口を探しているところだったのです。

 

 

最初は「大手企業に勤めている」と言っていたので、リストラされたのかもしれません。

 

 

また、高校生の娘さんを交通事故で亡くされていました。

 

その娘さんがピアノを弾くのが好きだったそうです。

 

私がギターを弾きながら歌っているのを見ると、亡くなった娘さんと重なって、一瞬でも戻ってきたように思えたんだそうです。

 

 

私はなんと声をかけていいのかわかりませんでしたので、頑張って歌うのでまた見に来てくださいね、とだけ伝えました。

 

半年ほどで姿をみなくなってしまったのですが、今頃元気にされているでしょうか。ちょと切ない小話でした。


超短期間でギター演奏出来るようになる方法